子育てに失敗はない

ママの笑顔が地球を救う

カウンセラー&講演家

仲村 ゆりか
 Nakamura Yurika

私は子育てと同時に保育サポーターとしても活動を始めました。
しかし、子育てに対して常に不安を抱えていたのです。そんな中でも誰よりも一生懸命子育てをしていると信じていました。

ところが子どもたちが思春期に入ったとたんに、娘が死を宣告されるほどの拒食症、その3年後には息子が破壊行為を繰り返す家庭内暴力が勃発し「子育てに失敗した!」と、今までの子ども達との関わり方に全く自信がなくなり追い詰められていきました。

子育てする中で不安に思っていたことが現実になった事のショックは言葉にできないほどでした。

ただ、このような状況の中でも、私は「幸せになりたい」「今の子どもの問題を乗り越えることが、私のやりたい事(子育てママのサポート)に必要なんだ!」と、そんな思いがいつも心の中にあったんです。

しかし、娘との心の確執、息子の家庭内暴力はどうにもならない状況に…

ある時「俺だって傷ついてるんだ!」と泣き叫んだ息子の姿を見た時、子どもたちは傷ついていたんだ!と気づかされました。

『なんとかしたい!』藁をもすがる思いで実践型心理学の学びに駆け込みました。

その学びの中で、強い衝撃を受けたことがありました。

それは、今起きている子どもの問題の根本原因は、私の「心の傷」だったということです。

まさか、子育てに大きく影響しているとは夢にも思ってもいませんでした。

そこで、子どもをどうにかしようと頑張るのではなく、実践型心理学で自分と向き合うことに全力を尽くしました。

その結果、子どもとの信頼関係が再構築でき、私への拒否反応が凄かった娘とは、初めて二人で旅行に行けるようになり、自己主張できなかった息子は、自分の進路を自らの意思で決め、今は一人暮らしをして仕事を頑張っています。

 
「私はやっとここまでこれた!」

その想いでお子さんの拒食症や家庭内暴力で悩むお母さんへ実践型心理学を提供し、お母さんの笑顔と幸せを感じられるようになったと喜びの声をいただけるようになりました。

それだけでなく、子育てサポーターや塾講師の現場でも、いじめられていた子もいじめられなくなったり、無気力な子が積極的に物事に取り組めるようになり成績が上がる子、明るくなって友達と協調性ができる子など、私と関わる子ども達にも変化が起きたてきたのです。

私は、これまで2,000組以上の親子と関わってきたことで、子どもが問題を起こす原因の解消や、伸び伸びと育つためには幼少期の関わりが大切!そのことをお母さんに認識してもらうことが大事な事だと確信しました。

大きな問題が起こる前にできることがある!

少しでもそのことを知ってほしい想いから、今は低学年までのお子さんの子育てを一生懸命しているお母さんへ、漠然とした不安を感じる中から抜け出し、心から笑いあえる穏やかな家庭になっていくには『”今”何をしたらいいのか』を伝えるため、千葉県を中心に全国へ講演会やお話し会を行っています。

誰よりも一生懸命子育てをし、これだけやっているから大丈夫!と思いながらも、どこか不安を抱えていた私。その精神状態が幼少期の子どもに影響しているとは思いもよりませんでした。

この経験を逆算し、情報や育児書に振り回されず、心から笑えるお母さんを増やしたい。そして穏やかな家庭が増えることで社会が平和になることを目指し活動しています。